ETCカードを発行するときに年会費が無料でありながら、安心感があるカードが欲しいと悩んでいる場合、JCB一般カードがおすすめです。
このカードを発行しているJCBは、日本で唯一の国際ブランド発行会社です。カード会員数は、日本国外で約1億1000万人、加盟店は世界190の国と地域で約3300万店と大規模です。
日本の企業らしい丁寧なサポートとしっかりしたセキュリティで安心して持つことができます。
しかも、世界レベルの会員数、加盟店と高度なセキュリティレベルであるにも関わらず、JCB一般カードは、ETCカードとともに、年会費無料で発行することができるのが大きな特徴です。
このページでは、JCB一般カードを年会費無料にする方法と、このカードのETCカードを発行すべき4つの理由と注意点について、お話しします。
JCB一般カード | ETCカード | |
年会費 | 無料
(次年度以降は条件付き無料) |
永久無料 |
最短発行日 | ネットで事前に申し込み営業日3日で発行
1週間後に自宅に到着 |
申し込みから2週間程度で自宅に到着 |
ポイント | 月の累計金額1,000円(消費税含む)につき
1ポイント |
月の累計金額1,000円(消費税含む)につき
1ポイント |
特典 | 最大10,000円分プレゼント | ー |
保険 | 国内・海外旅行傷害保険 (条件付き付与)ショッピング補償 |
ー |
セキュリティ | 安心お知らせメール
24時間365日モニタリング J/Secureワンタイムパスワード |
ー |
JCB一般カードの公式サイトはこちら
Contents
おすすめの理由①年会費が無料
JCB一般カードでETCカードを作ることをおすすめする1つ目の理由は、クレジットカードとETCカードの両方とも年会費が無料であることです。
ただし、JCBのETCカードである「ETCスルーカード」の年会費は、永久無料ですが、本体カードであるJCB一般カードは、厳密にいうと年会費無料ではありません。
簡単ではあるものの、ある条件を満たすことによって年会費が無料になる仕組みになっています。
そこでここから、JCB一般カードを年会費無料で利用する条件をお伝えします。
JCB一般カードの年会費を毎年無料にする2つの方法
まず、始めにJCB一般カードは初年度は無条件で年会費無料ですが、2年目以降は条件付きで年会費無料となります。
具体的には、このカードは次の2つの条件を両方満たすことによって年会費無料で持つことができます。
2. 年間合計50万円(税込み)以上、カードを利用する
1つ目は、無料の会員専用のインターネットサービス「My JCB」から「 MyJチェック」に登録することです。
MyJチェックとは、JCB会員サイトのことで、登録するとカード利用明細をチェックしたり、ポイントキャンペーンを利用できたりします。
このように、2年目以降の年会費が無料になるだけでなくメリットがあるため、JCB一般カードを手に入れたらぜひともすぐに申し込むことをおすすめします。
そして年会費を無料にする2つ目の条件は、カードを年間50万円以上利用することです。
50万円というと条件を満たすのが難しいように感じられるかもしれませんが、ひと月あたりで換算すると4万2000円です。
また、この年間50万円にはETCの利用料金も含まれるので、ETCカードの利用に加えて普段の光熱費や携帯代金、通信費などといった生活費をJCB一般カードで支払えば意外と簡単に条件クリアできます。
以上が、JCB一般カードを年会費無料で毎年利用する2つの方法です。
JCB一般カードの最短発行日数は1週間
ETCカードを手に入れたい方にとっては、発行日数はかなり気になるところです。
同じ手に入れるなら少しでも早い方がいいに決まっていますし、中には「今週末の家族旅行までにどうしてもETCカードを使いたい!」とお急ぎの方もいらっしゃるでしょう。
まず、JCBのETCカードを手に入れるための必須のJCB一般カード本体の発行日数から説明すると、インターネットでの申し込みで最短1週間、郵送の場合だと、3週間ほどかかります。
やはり、インターネットでの申し込みの方が、早くておすすめです。
ETCカードの最短発行日数は2週間
JCBが発行するETCスルーカードに関しては、JCB一般カードと同時に申し込むと2週間程度で自宅に到着します。この2週間という発行日数は、特に早いというわけではなく、一般的です。
ですから、高速道路を使う旅行を計画している場合は、早めの申し込みをしておいた方が良いでしょう。
なお、ETCスルーカードは、複数枚の発行は出来ません。1枚のJCBカードに対して1枚のみの発行となります。
おすすめの理由②ポイント優待が多く貯めやすい
JCB一般カードをおすすめする2つ目の理由は、ポイントの優待が多くポイントも貯めやすいことです。
JCBのポイントである「Oki Dokiポイント」は、カード月額利用の合計1000円につき1ポイントが付き、有効期限は2年です。
このOki Dokiポイントの最大の魅力は、Oki DokiランドやJCBオリジナルseriesパートナー、JCBスターメンバーズといったお得なポイント優待が用意されていることです。
Amazonや楽天、セブンイレブン、昭和シェル、エネオス、エッソといった多くの方が利用するお店で優待が受けられるので、ポイントが貯まりやすくお得になります。
特にガソリンスタンドでのポイント優待は、ETCカードで高速道路を利用いたい方にとってとても相性の良いサービスだと言えます。
ここから、Oki Dokiポイントの魅力的な優待についてお伝えします。
1.Oki Dokiランド
Oki Dokiランドとは、JCBが運営するポイント優待サイトです。
参加している約400店ほどのインターネットショップをOKi Dokiランドから利用するとポイントが最大20倍になります。
参加しているお店は、Amazon、楽天、ヤフーなどのショッピングサイトをはじめ、ファッション、グルメ、旅行などのジャンルもあります。
以下が、Oki Dokiランドに参加している代表的なお店です。
Oki Dokiランド | |
店名 | Oki Dokiポイント |
NEC Direct(NECパソコン直販サイト) | 20倍 |
ベルーナ グルメショッピング | 11倍 |
ビックカメラ | 4倍 |
Amazon | 2倍 |
楽天 | 2倍 |
ヤフー | 2倍 |
Amazon fashion | 10倍 |
PUMA オンラインストア | 7倍 |
ナイキ オンラインストア | 6倍 |
エクスペディアのホテル(国内・海外) | 4倍 |
じゃらんネット | 3倍 |
ふるさと納税サイト「ふるさと本舗」 | 3倍 |
このように、様々なジャンルのお店があり、Oki Dokiランドを経由するだけで最大20倍のOki Dokiポイントが付与されます。
2.JCBオリジナルシリーズパートナー
ORIGINALシリーズパートナーとは、JCBのカードを利用するとOki Dokiポイントが通常より優待されるお店のことです。
ORIGINALシリーズパートナーには、昭和シェル石油やエネオス、エッソ、セブン、Amazonといったお店やサイトがあり、これらでポイントアップなどお得なサービスを受けることができます。
対象となるJCB一般カードを使うだけで勝手にポイントがアップするというお手軽さも魅力です。(中には事前に登録が必要なものもあります)
なお、ORIGINALシリーズパートナーの詳しいお店やサイト、優待内容は以下の公式サイトでチェックできます。
3.JCBスターメンバーズ
ここまで説明したOki DokiランドとJCBオリジナルシリーズパートナーだけでも十分に魅力的なのですが、さらに「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」というポイント優待もあります。
「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」は、JCBカードを年間で一定金額以上利用した場合に提供されるメンバーサービスで、登録など面倒な手間は一切不要です。
特典1 Oki Dokiボーナスアップ
Oki Dokiボーナスアップは、年間のカード利用金額に応じて、ポイント付与率が10%~60%アップするサービスです。
以下、参考のボーナスアップ表です。
利用合計金額(税込) | メンバーランク名称 | JCBカード |
100万円以上 | スターα(アルファ)PLUS | 50%アップ |
50万円以上 | スターβ(ベータ)PLUS | 20%アップ |
30万円以上 | スターe(イー)PLUS | 10%アップ |
なお、JCBが発行しているカードの種類によっては、利用合計金額300万円までポイントアップしますが、一般カードのは50%以上アップしません。
このようにJCB一般カードは使えば使うほど、お得にポイントが貯まります。
特典2 キャンペーンチャンスアップ
JCBでは、ディズニーの貸し切りチケットなどが当たるなどのキャンペーンがあります。
カード利用金額5万円(税込み)を一口としてキャンペーンに応募することができます。
JCBはディズニーの公式スポンサーなので、ディズニー関連の特典が充実しているのも特徴です。
そのため、高速道路を使ってディズニーへ行く機会がある方なら、JCB一般カードのETCカードを持つ価値がかなりあります。
2019年現在で、具体的にどんなチケットが当たるのかというと、以下のとおりです。
JCBマジカル2019 | ||
東京ディズニーシー完全貸し切り 19:00~22:30 | ||
2人で仲良し貸し切りコース |
1等 (2019年12月6日限定) |
ディズニーアンバサダーホテル宿泊&貸し切り招待券 100組200名 |
2等 (2019年12月6日限定) |
貸し切り招待券 1500組3000名 |
|
4人でわいわい貸し切りコース | 1等 |
東京ディズニーランドホテル宿泊&貸し切り招待券 100組400名 |
2等 | 貸し切り招待券
1600組6400名 |
|
日付指定なし、好きな時にパークを1日楽しもう 19:00~22:30 | ||
パークチケットコース | ー |
東京ディズニーリゾート・パークチケット(ペア) ディズニーランドもしくは、ディズニーシー 3000組6000名 |
話を戻すと、キャンペーンチャンスアップにどのように参加するのかというと、エントリーしてカードを使うだけ。
カード利用金額5万円(税込み)を一口としてキャンペーンに応募することができます。
なお、メンバーランクが上がれば、応募口数が倍増するのでキャンペーンの当選確率があがります。
ですから、JCB一般カードを使えば使うほどディズニーチケットが手に入る確率がアップしていくわけです。
メンバーランク名称 | 口数倍率 |
スターα(アルファ)PLUS | 4倍 |
スターβ(ベータ)PLUS | 2倍 |
スターe(イー)PLUS | 2倍 |
このようにJCB一般カードはポイント優待が多く、カードを使えば使うほどメンバーにお得になるサービスが充実しています。
海外ショッピングでOki Dokiポイント2倍
国内最強のJCBですが、海外利用分でも条件付きでポイントが2倍になります。
そのため、空港まで高速道路を使っての海外旅行でもポイントがお得になります。
ポイント付与が2倍になる条件といっても簡単です。具体的には、「MyJチェック」の登録をしてから、JCB海外加盟店や海外加盟店オンラインショップでJCB一般カードを利用すること。
たったこれだけで自動的にポイントが2倍となります。
おすすめの理由③国内・海外旅行傷害保険が付く
JCB一般カードをおすすめする3つ目の理由は、国内・海外旅行傷害保険が条件付きで適用になることです。
旅行に行った際、レンタカーを借りて怪我をしたり、突然、病気になったりした際に保険が適用されるので、別途有料の保険に加入しなくても良くなります。
ただし、保険を有効にするためには条件が2つあります。
1つ目は、「MyJチェック」にご登録すること。2つ目は、旅行にかかわる費用をカードで支払うことです。
旅行にかかわる費用といは、空港までの電車、バス、タクシー代やツアーなどの料金のことです。
1つ目のMYJチェックの登録は無料です。また、登録すれば、web上で利用明細がチェックできるようになるので、登録はした方は良いでしょう。
また、2つ目に関しても、利用金額に指定はないのでいくらでも構わないので簡単にクリアできるでしょう。
なお、海外旅行傷害保険の補償期間は3か月ですが、多くの場合海外旅行は数日から1週間なので、あまり問題はないでしょう。
具体的な海外旅行傷害保険の補償について表に記載します。
海外旅行傷害保険 | |
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
治療費用 | 1回の事故につき 100万円限度 |
疾病治療費用 | 1回の病気につき 100万円限度 |
賠償責任 | 1回の事故につき 2,000万円限度 |
携行品損害 | 1旅行中20万円限度 保険期間中100万円限度 |
救援者費用等 | 100万円限度 |
また、国内旅行傷害保険については、以下の表のとおりです。
国内旅行傷害保険 | |
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡保険 | 最高3,000万円 |
また、海外旅行の買い物の際にはショッピングガード保険が付きます。
適用の条件については、カードを使って買い物をした場合です。
食料品、動物などについては対象外の物もあります。購入日から90日間、年間最高100万円までです。
保険の種類 | 保険金額 |
海外ショッピング | 年間100万円限度 |
自己負担額 1回の事故につき | 10,000円 |
なお、ショッピングガード保険は、MYJに登録をしていなくてもカード利用をすれば適用になります。
以上のように、簡単な条件で国内・海外傷害保険が適用にとなります。
海外で食中毒になったときなど、万が一のトラブルが起きた場合にも安心ができます。
おすすめ理由④安心・安全のセキュリティ
JCB一般カードをおすすめする4つ目の理由は、安心・安全のセキュリティです。
クレジットカードのセキュリティは、カードに加入する人にとって一番心配なポイントです。そのセキュリティについてもJCB一般カードは対策を立てています。
カード利用者が不安になったり、不正にあったりしないように様々なサービスがあり、安心があります。
ここからは、利用者が安心して利用できるためのサービスをお伝えします。
安心お知らせメール
JCBには、あらかじめ設定した金額以上のカードの利用があった場合、メールで利用者にお知らせするサービスがあります。
万が一の不正利用の早期発見やクレジットカードの使いすぎの防止に役立ちます。
24時間365日モニタリング
JCBカードは、不審なカード利用がないか24時間365日モニタリングしてくれます。
モニタリングとは、不正使用のパターンを分析し、第三者による不審な利用がないか検知をすることです。
もし、不正な利用の可能性があった場合は、カードは一時的に停止されます。
カードが停止されるパターンとしては、過去の不正使用と同じ、あるいは類似した利用があった場合、高額な金額で連続した利用があった場合、同じ店で連続して何度も利用された場合などです。
本人が知らない間に不正利用、なりすましは起こります。このように24時間365日休まず監視してくれるのは安心感があります。
J/Secureワンタイムパスワード
J/Secureワンタイムパスワードとは、専用スマートフォンアプリで発行される1回限り有効なパスワードを使って認証するサービスです。
ID・パスワードの漏洩や使い回しによる「なりすまし被害」を事前に防げるようになります。
また、本人認証サービスとしてJ/Secureがあります。
「J/Secure」参加加盟店でのインターネットショッピングなどでカードを利用する際、カード情報や氏名、カード有効期限に加えてパスワードを入力することにより、なりすまし被害を防ぎます。
そのため、もしカード情報が漏れてしまったとしても、パスワードを知られてなければ被害に遭わないというわけです。
パスワードはカードには書かれていないので、他人に知られる危険性は限りなくゼロに近くなります。
このように、クレジットカードに入会しようと思っている人が不安に感じている盗難、カードの使い過ぎなどによる被害を未然に防ぐサービスが充実しています。
JCB一般カードの2つの注意点
ここまで、JCB一般カードのETCカードをおすすめする理由を述べてきました。
JCB一般カードは安定した機能・サービスが人気なので、ETCカードを作るために申し込むカードとして
注意として、このカードは条件を満たさないと年会費が無料にならないこと、海外利用に弱いことの2つが挙げられます。
中には、「ETCカードだけでなくクレジットカード本体も年会費が完全に無料がいい」、「海外でもクレジットカードを利用したい」という方もいらっしゃると思います。
そのような方には、このカードよりもJCB CARD W(年会費完全無料)や三井住友VISAカード(海外で強い)がオススメです。
ここからは、これら2つのカードについてお伝えします。
「JCB CARD W」は年会費完全無料でポイント2倍
JCB CARD Wは、このページで紹介しているJCB一般カードと同じくJCBが発行しているカードです。
このカードは、18歳~39歳までの人が申し込める若者向けのカードで、年会費完全無料、ポイント還元はJCBカードの2倍なのが大きな特徴です。
JCB一般カードのように年間合計50万円以上利用しないと年会費無料にならないといった条件はありません。
ETCカード・クレジットカード本体ともに完全に無料で持つことができます。その代わり、旅行傷害保険はJCB一般カードよりも劣っています。
具体的には、JCB CARD Wの旅行傷害保険は海外のみで最高2,000万円です。
JCB一般カードは、国内・海外の両方とも最高3,000万円まで補償されることを考えると旅行には適していないと言えます。
まとめると、「ETCカードとクレジットカード本体、どちらも完全無料で持ちたい」、「同じもつならポイントが得な方がいい」そして「旅行保険は特に必要ない」という方であれば、JCB一般カードよりもオススメです。
一方で、JCB一般カードは「年齢が40歳以上」だったり「年会費よりも旅行傷害保険の方が重要だ」という方に適しています。
以下、JCB一般カードとJCB CARD Wの比較表です。
JCB一般カード | JCB CARD W | |
入会条件 | 18歳以上 | 18歳以上39歳以下 |
本カード年会費 | 実質無料
条件クリアで次年度無料 |
年会費無料 |
ETCカード年会費 | 永久無料 | 永久無料 |
ポイント還元 | ・月の累計金額1,000円(税込み)でOki Dokiポイント1ポイント
・優待店利用で2倍~ ・MyJチェック登録で海外利用分ポイント2倍 |
・Oki Dokiポイントは常に2倍以上! ・優待店利用で3倍~ |
旅行傷害保険
(死亡・後遺症害の場合) |
国内・海外ともに
最高3,000万円 |
海外
最高2,000円 |
三井住友VISAカードは世界中で使える
JCBは日本の国際ブランドなので、国内でほぼ100%利用できます。しかし、海外となると利用できない場面が多々あるのが弱点です。
そのため、海外旅行の機会があるなら三井住友VISAカードをオススメします。
VISAは世界シェアNO.1、つまり世界でもっとも利用できる店舗が多い国際ブランドです。
そしてVISAブランドのクレジットカードを選ぶなら、三井住友VISAカードがもっともオススメです。
三井住友カードはJCBと並ぶ歴史と知名度、会員数、セキュリティを備えた会社です。
そのため、三井住友VISAカードはJCB一般カードと同じレベルで安心して持てるカードです。
また、三井住友VISAカードはの年会費については、JCB一般カードと同じように条件付きで次年度の年会費が無料です。
しかも、三井住友VISAカードが年会費無料となる条件は、年間たった1回だけでいいのでカードを利用すればいいだけです。
JCB一般カードの年会費無料の条件である「年に50万円の利用」と比べるとかなりカードるが低くなっています。
またセキュリティ面では、三井住友VISAカードは裏面に自分の顔写真を入れることができます。
カード裏面に自分の顔写真があれば、店舗で利用するときの本人確認になり、不正利用防止につながります。
カード裏面に顔写真を入れることができるのは三井住友VISAカードだけなので、この点もJCB一般カードよりも優れていると言えます。
ここまでの内容だと、「JCB一般カードよりも三井住友VISAカードのETCカードを持った方がよいのでは?」と思われる方が多いのではないでしょうか。
三井住友VISAカードのETCカードを年会費無料で持つには、年1回利用しなければならないという条件が付いています。
JCB一般カードのETCカードは、条件もなく永久無料ではであることを考えると、ETCカードを無料で持つという点では三井住友VISAカードは劣っています。
また、三井住友VISAカードの旅行傷害保険は、海外のみです。
ETCカードは国内旅行や出張などで利用することを考えると、JCB一般カードのように国内の旅行傷害保険がないのはデメリットだと言えます。
以下に三井住友VISAカードとの比較した表を作成しました。
JCB一般カード | 三井住友VISAカード | |
入会条件 | 18歳以上 | 18歳以上 |
本カード年会費 | 1.「 MyJチェック」に登録する 2. 年間合計50万円(税込み)以上、カードを利用する |
1.「マイ・ペイすリボ」に登録する
2 .年1回カードを使う |
ETCカード年会費 | 永久無料 | ETCカードを年1回利用で無料 |
ポイント還元 | ・月の累計金額1,000円(税込み)でOki Dokiポイント1ポイント | ・月の累計金額1,000円 (税込み)につき1ポイント |
旅行傷害保険 | 国内・海外 | 海外のみ |
セキュリティ面 | 安心お知らせメール
24時間365日モニタリング J/Secureワンタイムパスワード |
ICチップ搭載
顔写真付き 不審カード利用チェック WEB明細書サービス ワンタイムパスワード機能 |
まとめ
JCB一般カードは、ETCカードを発行するときに年会費が無料でありながら、安心感があるカードが欲しいと悩んでいる場合、JCB一般カードがおすすめです。
ただし、本カードの年会費を次年度以降も無料にするためには条件クリアが必要となります。
セキュリティについては、24時間365日モニタリング、安心おしらせメール、ワンタイムパスワードなど利用者がクレジットカードに対しての不安を解消できるサービスがあります。
旅行傷害保険においては、年会費が無料のカードでありながら国内・海外旅行ともに対象となります。
国内での利用においては、最強と言えるカードです。安心感と安定感を求める人にはオススメのカードです。
最後に、JCB一般カードについてまとめました。参考にしてください。
発行会社 | JCB | ||
国際ブランド | |||
年会費 | 本カード | 初年度無料
次年度以降は、条件クリア |
|
ETCカード | 永久無料 | ||
発行期間 | 本カード | ネットで事前に申し込み営業日3日で発行
約1週間で到着 |
|
ETCカード | 申し込みから
約2週間で到着 |
||
ポイント | 名称 | okidokiポイント | |
付与条件 | 月の累計金額1,000円(消費税含む)につき | ||
有効期限 | 2年 | ||
カード特典 | なし | ||
付帯保険 | 国内旅行傷害保険 | 利用付帯
最高3,000万円 |
|
海外旅行傷害保険 | 利用付帯
最高3,000万円 |
||
ショッピング保険 | 海外利用:年間100万円限度
自己負担額:1回の事故につき 10,000円 |
||
セキュリティ | 安心お知らせメール
24時間365日モニタリング J/Secureワンタイムパスワード |
||
支払日 | 毎月15日に締め切り、翌月10日
(土・日・祝日の場合は翌営業日)払い |
JCB一般カードの公式サイトはこちら